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日本からインドまでの輸送はすべて日通に依頼し、インド国内での輸送もすべて現地のシカールトラベルに依頼することによって、現地でのトラックやバスのチャーター、ポーターの雇用などによる問題から開放され、大名行列を楽しむこととなった。ただ、輸送費を安く上げる為、個人装備や共同装備を機内待ち込みとしたため、快適な空の旅行とは言うわけに行かなかった。梱包においては、ダンボール箱の大きさを決めるに当ってポーター達が持ち易いことを考慮して、一斗罐2ケ分の大きさで二重になっているものを使用した。これは非常に強く無事日本まで送り返すことができ、ポーターの荷分けの際もいろいろ組み合せが可能で有効であった。また、テント等の大きなものは、大き目のダンボール箱を用意したが、一重の為帰りのキャラバンにも使用できなかった。
ダンボール箱以外の梱包品として厚地ナイロンを使用した大きなキャンパスバッグとコンバイン用のチャック付米袋を用意したが、これらは運搬やデポそして整理用として大変有効であった。また締具としてダンバンドとストッパーを使用したが、使い方が簡単で再使用も可能なので便利であった。現地の雨対策として、大きめの農業用ハイピーシートとコンバイン用シートを持参した。
最後に、我々の遠征の為に寄付していただいた下記の方々に心から御礼申し上げるとともに、梱包の為に長い間研究室を貸していただいた計測講座の人たちにも感謝いたします。
イトウアルパインセンター
(厚地ナイロンのキャンパスバッグ)
四国森紙業
(ダンボール箱)
愛媛クボタ
(コンバイン用チャック付米袋)
(コンバイン用シート)
伊予農協
(農業用ハイピーシート)
(記 曽我部知行)
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荷物輸送図
@)日通依頼
A)シカールトラベル依頼
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