肩関節の運動療法
肩関節の痛みをおこす疾患にもいろいろありますが、ほとんどは体と肩甲骨、肩甲骨と上腕骨の間のスムーズな動きが障害され、バランスのとれた動きができなくなって発症します。
適当なストレッチをすることで動きがスムーズになれば、動かす時の痛みがおこりにくくなります。
肩関節の痛みを起こす疾患
五十肩肩関節周囲炎
肩腱板損傷
肩峰下滑液包炎
上腕ニ頭筋長頭腱炎
肩関節の運動療法の実際
1. 片手を前から上方へなるべく高く持ち上げる。
2. 上げた手を反対の手でなるべく後ろへおす。
3. 一方の腕を反対の手で持って、内側へ引っ張る。
4. 手のひらを前方に向けて、指を組み合わせ、肩甲骨が前方へ動くように手のひらをぐっと前へ押す。
5. 手を腰の後ろで組んで後ろへ持ち上げる。
6. 痛い方の手を壁にあて、指ではうように手を上にあげていく。
7. 天井や、かもいに滑車を吊り、これにロープをかけて、
片方の手で反対の手を引っ張る。
片方の手で反対の手を引っ張る。
8. アイロンなど1kgぐらいの重りを手にひかけるように持ち、肩から肘の力を抜いて、ブラ-ンとぶら下げ、ゆっくり大きく前後、左右にふる。(振り子運動)